| ■夜回り先生■
「夜回り先生を知ってる?」と、友人から電話が入った。 イヤ、知らない、と返した。 「盛り場を夜回りしている高校の先生で、若者に声を掛けて、早く帰るよう指導している、有名な先生だ。今度、区民ホ−ルで講演会がある」 何も知らないことは、恥ずかしいことだった。 とりあえず、パソコンで検索、HPが幾つもある、その一つひとつに目を通す。 そして、出てきたインタビュ−のペ−ジに、クギ付けになった。 エッ、ウエッ、凄すぎる。 その生き様の壮絶さに、圧倒されてしまった。 リストカット、OD(オ−バ−ド−ズ:処方薬の過剰摂取)、自殺願望、「居場所がない」「死にたい」と苦しむ子供たちの相談に、命を削って向き合う。 なぜ、そこまでするのか? “中途半端はゼロと同じ”祖母の教えの言葉を見つけて、納得した。 「子どもは絶対に、幸せに生きなければいけない」 太陽のような心を持った、水谷先生は、今夜も街を夜回りする。 |