■総合型私の所見-10■
ボウリング業界で最大の“アキレス腱”と言えるのではないか、ということについて考えてみたいと思います。 以前からご指摘している通り、「ボウリング」はボウリング場で無ければプレイすることが出来ないスポ−ツです。 この事はボウリング界にとって、“ポジティブ”にも“ネガティブ”にも、“プラス”にも“マイナス”にも捉えることが出来る事実でしょう。 「民間企業が経営する施設でなければプレイすることができない」という事実は、一般市民にとってどの様なイメ−ジを持つことになるか考えてみました。 40年近く前の大ボウリングブ−ムを思い起こすと、ボウリングという“娯楽”が当たり前の様に生活の中へ溶け込んでいきました。 国民の大多数が一度はボウリングに興じたことがあるといった、ド−ナツ化現象のような疫病の如く、個人のライフスタイルへ強烈な刺激を与えました。 飽食の時代の申し子のようなブ−ムによつて、ボウリング界は娯楽産業のカリスマ的な地位を確立したのでしょう。
この時代は、「ボウリング場があるからボウリングが出来る」などという感覚・発想は、全く持たれなかったと言っても過言ではないでしょう。 「ボウリングをする=ボウリング場へ行く」の図式が当たり前だった時代でしょう。 それだけ国民に豊かさから得る“ゆとり”があったのだと思います。 それだけ日本人の“娯楽”に興じる心に、センセ−ショナルかつ新鮮な息吹が吹き込まれた一瞬だったのでしょう。 (太陽系) 以下次号へつづく。 |