■三越のライオン像■

ライオン像(日本橋三越本店)
ライオン像(日本橋三越本店)

三越の正面玄関には必ずライオン像が置いてある。

この三越のライオン像が設置されたのは1914年(大正3年)10月、日本橋にある三越本店新館の完成と同時に設置され、以後、三越のライオン像は全支店に置かれた。

三越の前身は1673年江戸時代延宝元年、三井八郎右衛門高利氏が越後屋呉服店として創業したのに始まる。

今から約330年以上前のこと。

1872年(明治37年)三井家から独立経営したが1904年三井一族の日比翁助氏に営業権を譲渡、百貨店としての形態を整えた。

百獣の王と言われるライオン。

ライオン像には三越が「商いの王者」になろうとする気概が込められている。

当時の経営者日比翁助氏が欧米の流通業界の視察に出かけ、三越のシンボルとなるものを求めていた。

その時ロンドンのトラファルガ−広場で見たライオン像が強く印象に残りこれだとひらめいた。

当時トラファルガ−広場付近はロンドン随一の繁華街で、日本橋もこれに続くことを願ってのことだった。

尚、日比氏は個人的にもライオンが大好きで息子に「雷音」と名付けた程だったという逸話が残っている。

ボウリング週報編集部 保永武記

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