■病気予防・免疫力アップ-2■
免疫力アップの献立(朝)
免疫力アップの献立(朝)


第2回
第1回

●免疫は防衛力と治癒力をそなえた元気の要! 新潟大学免疫学教授 安保徹氏

風邪が治らない、疲れやすい……、それは免疫力が低下しているから。

免疫は、自律神経のはたらきと密接に結びついています。

自律神経のバランスが乱れると免疫力が低下し、病気になりやすい弱い体になってしまいます。

私たちの体を形作る細胞は、どれも細胞が持つ特別な物質によって「この自分の体の細胞」だということをアピ−ルしながら存在しています。

そして、そうした「自分らしさ」の発信がない細胞やたんぱく質は、異物として見つけられ、排除されるようになっています。

ここでいう自分らしさの発信がないものとは、体内ならばガン化した細胞など。

体の外から入ってくるものでは、病原菌やウイルス、アレルギ−物質などがあります。

こうした病気になるもとを見つけて殺傷し、排除するのが免疫細胞です。

免疫とは、自分らしさのないものを排除して、病気から体を守る機能をいいます。

また免疫細胞には、ある種の異物を記憶するシステムがあり、一度侵入したものが次に入ってきたとき、いち速く反応して病気になる前に防御します。

免疫細胞は、病原菌などから体を守るだけではありません。

傷ついたり、疲れた体内の細胞を修復し、病気やケガを治し、疲労を回復。

新陳代謝を活発にし、体の機能低下や細胞組織の老化も防いでくれます。

また、免疫がバランスよくはたらいていればストレスにも強くなり、花粉症やアトピ−などのアレルギ−も起きにくくなります。

免疫とは異物という外敵から体を守る自己防衛システムとして、体にそなわった自然治癒力であり、心身の元気を保つ要といえるでしょう。

いうまでもありませんが、免疫力がなければ誰も生きていくことができません。

免疫のおもなはたらき

●体験コラム 私も生活を見直しました 安保徹

若い頃から研究、研究で、いつもキリキリいらいら。

ストレスの解消といえば食べることで、肉を中心にドカ食い。

しかも運動はまったくしない。

あの頃は病気になりやすくアレルギ−もひどかった。

「このままではいけない」と思い、54歳のときに生活を見直し、主食を玄米に替え、多彩な食材をとるようにしました。

そして意識して体を動かし、「世のなか、なんとかなるさ」とのんびり構えるように。

3年たった現在、免疫力がかなりアップしたのが自分でもわかります。

体温が上がり、体が温かくなったせいか風邪もひかない。

アレルギ−も出なくなった。

ストレスにも強くなったのか、あまり怒らなくなりました。

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