| ■孤立する日本人■
●世界で競え 中国建設銀行社外取締役 八城政基氏 日本人は豊かになりすぎて、ハングリ−精神が無くなった。 世界中が高い成長を続ける時に、相対的にどんどんずり落ちていく。 日本のやり方でいいと思っている限り、国力は強くならない。 世界中の市場に出て競争し、どこにも負けない商売をしないといけない。 この15、6年、日本は負け癖がついている。 象徴的なのは小学校で英語を教えようとすると、国語力が無くなるとか妙な反発が出ることだ。 世界の共通語である英語を身につけずに国際会議に出ても自分たちの主張も何も伝えられない。 日本人は世界のあちこちで孤立している。 日本のメガバンクは規模は大きいが、中身はまるでドメステック(国内的)。 なぜ中国やアジアで現地の顧客を相手に金融サ−ビスを提供する努力をしないのか。 日本人以外の幹部を経営陣に登用して、ビジネスモデルを変えないとダメ。 このままでは1980年代と同じように、知恵ではなく金利の競争を世界にまき散らしてひんしゅくを買うだけだ。 中国からはグロ−バルな競争力を持つ金融機関が10年以内に出てくるが、日本からはこのままでは出てこない。 * 関連記事 「世界標準の教育」狙う 中国最大の経済都市、上海の中学・高校の歴史教科書が大きく変わろうとしている。 上海師範大学蘇智良教授は新版教科書の狙いについて、「将来は世界中を飛び回る次代の若者に文明の発展過程を理解させ、素養を高めてもらいたい。新しい歴史研究の成果を導入しつつ、世界観や人生観、価値観を形成する途中にあることを考えて編集した」 |