| ■管理職人間修業■
●経済小説家 江波戸 哲夫(えばと てつお)氏 かって企業は寿命の長いビジネスモデルを持っていたから、長く会社にいることが蓄積になり実力になった。年功制はその意味で一種の実力主義だった。今は短期化して企業が不安定になり、フリ−ハンドで使い回せる働き手が必要。 IT業界などでは若手の方が製品や技術の知識があったりする。それでも「据わりがいい」という理由で一定以上の年齢の者が管理職となり、立場と力のギャップで混乱してしまう。 成果主義では目標が設定され、硬直的な管理を余儀なくされる。部下の反発が強まり、上下からのサンドバッグ状態になる。 管理職は本当の実力をつけること。社歴の長さが実力を保証しなくなったのだから、肩書に寄りかからず、いつでも新人と同じスタ−トラインに立って学ぶ必要がある。「人生修業」のようなもの。 |