■ドイツのスポーツ事情-6■
全日本シニア最高年齢者表彰 右 酒井庄次選手(京都92歳)左 大久保ひで(神奈川86歳) (提供 JBC)
全日本シニア最高年齢者表彰
右 酒井庄次選手(京都92歳)左 大久保ひで(神奈川86歳)
(提供 JBC)


第6号
第5号
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●ドイツの変化 ドイツ・ケルン体育大学教授 フォルカ−・リットナ− 氏

スポ−ツをする人たちがどんな組織でスポ−ツを行なっているかというと、特に組織の中に入ってスポ−ツをするのではなく、自分でやる、という人が増えています。(スポ−ツを行なう場合の組織形態)これは社会が個人主義化したというふうに言えると思いますが、スポ−ツクラブの占める役割というのも依然として大きなものがあります。しかしスポ−ツといえばクラブでするものと決まっていたかっての時代から見ると大きな変化といえます。また商業スポ−ツ施設でのスポ−ツを見ると、現在13%ぐらいになっています。10年前は、こうした商業的な施設というのは5%、6%程度にすぎなかったことから、ドイツではあまり大きな意味を持っていなかった商業的分野が大きく増えたということで、まとめますと、スポ−ツクラブは重要ではあるけれども、他の形のスポ−ツの行われ方との競合関係にある。したがって、それに対して対応が迫られているということだと思います。

では、どうしてスポ−ツをするかその動機を見てみますと、重要なものが3つあります。それが競技や競技の成績ということではなくて、「健康」と「フィットネス」と「楽しみ」と、この3つが重要になっていることが特徴的です。(運動やスポ−ツを行なう動機)したがって、競技で成績をあげたいという青少年を中心に考えるのではいけないということになるわけで、スポ−ツクラブは組織としてこういった変化にどう対応するかということを学んでいかなければいけないということです。

ドイツでいちばん頻繁に行われているスポ−ツはサイクリング、ジョギング、それからフィットネス、サッカ−などです。体操、水泳など、これらは余暇に楽しむスポ−ツといえ、競技スポ−ツはかなり順位を落としています。(最も頻繁に行なうスポ−ツ種目)ということは、スポ−ツに対する動機やスポ−ツに求めるものが、国民の中で劇的に変化をおこしたとかんがえることができると思います。

スポ−ツを行う場合の組織形態

運動やスポ−ツを行う動機

最も頻繁に行うスポ−ツ種目

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