中国は歴史的勃興を再び目指す

●中国の歴史的勃興 ジャ−ナリスト 莫 邦富(モ− バウフ)氏

清の末期から、中国は衰退の坂道を転げ落ちていった。アヘン戦争(1840年)、日清戦争(1894年)、日本・ドイツなど8ヵ国連合軍による北京への侵攻(1900年)、東北を侵略された満州事変(1931年)、盧溝橋事件(1937年)が発端となった日中戦争……。中国は列強の蹂躙(じゅうりん)だった。

日中戦争が終わった1945年以降も、荊(いばら)の道が続いた。国民党軍との内戦が終了し、中華人民共和国が建国したかと思うと、今度は朝鮮戦争、反右派闘争、文化大革命など歴史の荒波に揉まれた。

かっての大国の栄光は見る影もなく、中国はひたすら混沌とした歩みを歴史のペ−ジに刻み続けた。その後、1978年に始まる改革・開放は中国に飛躍のチャンスをもたらし、2008年に開催する北京オリンピックは大国復活の夢を大きく膨らませた。さまざまな問題を抱えながらも、中国は歴史的勃興を再び目指すスタ−トラインに立った。

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