読書力はすべてに通じる基本的な力

●脳科学者 茂木 健一郎(もぎ けんいちろう)氏 1962生

読書力というのは、すべてに通じる最も基本的な力だと思います。言葉を使うということは、いろんな感覚を総合的に把握する脳の働きで、総合的な世界を見る力を育むには、やっぱり読書だと思うんです。読書力をつけるにはやっぱりいろんな本を読むことでしょうね。脳はいろんな生き物がいて、いろんなエコロジ−(生態系)がある森に似ています。つまり、いろんな栄養を入れる方が脳という森は育まれていく。読む本はなんだっていいと僕は思っています。ただ、簡単に読める本ばかりじゃなくて、トルストイやドストフスキ−などの本格的な文学もやっぱり読んで欲しいですね。

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