■成功のコンセプト-2■
●世界に通用する社員を育てる 楽天会長兼社長 三木谷 浩史 氏 これだけ経済が発展し、世界が身近になった時代です。若い人たちはもっと新しいものや海外に目を向け、グロ−バルな視点でものを考えるようになってほしい。他人の後追いではなく、自分たちの手で自分たちの道を切り開いていく気概や進取の精神を持ってほしいと思います。 ネットビジネスの世界ではとりわけそれが大切です。視野の大きい者が最後に勝つ。そのためには自己否定する目を持つことも必要です。楽天はこれまで何度もビジネスモデルを変更してきましたが、自分を客観視し、時に否定することで力を付けてきたのです。 楽天はこれから世界で戦っていくために国際戦略を加速します。また、新しい付加価値をユ−ザ−に提供する真のサ−ビス産業を創出することで、世の中に貢献していきます。そういう志を共有し、成長意欲と柔軟な発想、実行力のある人と一緒に仕事をしていきたいと思います。 そのためには、僕も含めて社員一人ひとりの自己研さんが必要で、今、社員教育に最も力を入れています。 東京・品川の新拠点「楽天タワ−」も人材育成をコンセプトに作りました。社内ビジネススク−ルを開いている階段教室をはじめ、自習室やライブラリ−など自発的に学べる環境を整えました。ジムもあるし、食堂は一部のメニュ−を除いて朝食・昼食とも無料です。世界に通用する人材を育て、会社も成長していこうという発想です。 楽天は今年創立10周年を迎えました。創業当初の「日本を元気に!」をキ−ワ−ドに、文化保護やスポ−ツイベントへの協賛、社員が主体的に参加する社会貢献・環境活動などにも積極的に取り組んでいます。 グル−プ4千人の社員一人ひとりが経営者意識を持ち、仕事への達成感とやりがいを感じられるようにしながら、次ぎのステ−ジへと踏み出していきたいと考えています。(おわり) |