■世界の金融街 東京兜町■

洛陽
洛陽

東京の兜町をロンドンのシティ−、ニュ−ヨ−クのウォ−ル街と並ぶ存在感のある金融センタ−に育てたいと、かって熱っぽく語られた。そう遠い昔のことではないと思うが、いつの間にか夢のような話になってお蔵入りした。

日本はモノ作りの国として、堅固な輸出競争力を維持している。しかし、日本経済の世界における立ち位置は、日一日と沈み続けている感がある。どこかでボタンをかけ違えてしまったかのようだ。

……中略……

処方せんは簡単である。黒字で入手したドルを売り、円を買い戻すことに尽きる。そうなると、海外から日本の円資産を求めて資本が流入する。さらに購買力は増し、内需が拡大して経済成長率は高まる。外需ではなく、豊かな日本の消費市場に支えられ、モノ作りにもますます磨きがかかる。

それらを反映して、株式も不動産も値上がり基調となる。長年の夢がかない、東京兜町が世界の金融センタ−の一角として確かな地位を占めることになるだろう。(剣が峰)

日本経済新聞「大機小機」より掲載

前の「記事」へ戻る ボグ交差点29へ 次の「記事」へ進む

 全国ボウリング公認競技場協議会「トップページ」へ 「ボグ交差点・目次」へ