対話の経営、ほめて育てる経営

●対話の経営、ほめて育てる経営 東京日産自動車販売社長 林 文子 氏(62)

車の販売現場では、再構築が求められています。生産性を上げると同時に、ショ−ル−ムを地域の人が集う場へと刷新する。何より社員が生き生きと誇りをもって働けるよう支援したい。それがお客様満足につながっていくのです。そのためには経営者が現場におりて、社員一人ひとりと会話することが大切です。

低成長のいま、経営者は従業員に働いていただきありがたい、という気持ちを持たないといけません。対話の経営、ほめて育てる経営スタイルこそ大事……それが私の信念です。

ダイエ−での3年間、経営とは辛抱することだと覚えました。朝も暗いうちから自宅近くの鶴見川沿いを歩くのを日課としてきましたが、ダイエ−再建に取り組んでからは日の出に向かって祈るようになりました。「がんばります。お守りください」。こう念じながら昇る太陽に手を合わせた。そんな心境になったのは経営者になって初めてです。

ダイエ−では窮境の中で鍛えられた。この経営の経験を生かして、もう一度トップマネジメントを手掛けたい、私の考えるエクセレントカンパニ−を実現したい。

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