| ■訪日客増加が観光地変える■
●よみがえれ美しき日本 東洋文化研究者 アレックス・カ− 氏 日本を訪れる外国人旅行者が2007年に800万人を超えた。日本を訪れる外国人を増やそうという計画は、着実に実を結びつつあります。このことは、日本の観光に計り知れない影響を与えると思います。外国人は見る目がシビアです。本当にきれいでなかったら行きません。世界各地には競争相手がたくさんあります。中途半端で美しくないと感じるような日本の観光地を回る必要がないからです。 そこで、日本の観光地も「美観をどうしよう」「景観をどうしよう」「地域の素材を生かした料理は何か」などと考え始めます。要するに、経済的な理由で変わらざるを得なくなるのです。 サ−ビス面でも同じです。近年、日本の旅館やホテルは画一的なサ−ビスでつまらなくなった気がします。でも外国人にはそれではすみません。文句は出なくても、もう来なくなります。そうした外国人の見方が、必然的に日本が変わらざるを得なくする原動力になっていきます。 バリ島やベトナムのリゾ−トなどがどうしてあんなにきれいになったのか。それは、外国人が求めているからです。日本は残念なことに、今まで世界のテ−ストに合わせる必要がなかったし、合わせようともしませんでした。そり結果、観光業としてのサ−ビスが勉強不足で後れをとってしまったのです。 だから、その意味で外国人が日本にたくさん来ることが、日本の関係者に大きな衝撃を与えます。現実に、もうそれが始まっていると思います。 |