認知症。あなたは大丈夫?

井戸端会議(新潟・山古志)
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●国立長寿医療センタ−包括診療部長 遠藤 英俊 氏

昨晩のメニュ−を覚えているだろうか? いま思い出せなくても後から思い出せれば、それは加齢によるもの忘れだ。しかし、食べたかどうかすら忘れ、「ご飯をもらってない」と言い出す場合、認知症の可能性が高い。

認知症は、もの忘れがだんだんひどくなり、料理が作れなくなるなど判断力や認知力に障害が出て、介護や見守りが必要になった状態を指す。

同じことを何回も繰り返して言うのが認知症の典型的な症状だ。「財布を盗まれた」と言い出す場合も多い。服装がだらしなくなったり、夜と昼を間違えたり、計算の間違いもよく起こる。

加齢によるもの忘れと認知症は、きっちりと線が引けるものではないので、色々な検査が必要になる。

あなたは大丈夫?

《認知症を見つけるきっかけとなる主な症状》

1□同じことを何回も言ったり、聞いたりする
2□財布を盗まれたと言う
3□だらしなくなった
4□いつも降りる駅なのに乗り過ごした
5□夜中に急に起き出して騒いだ
6□置き忘れやしまい忘れが目立つ
7□計算の間違いが多くなった
8□物の名前が出てこなくなった
9□ささいなことで怒りっぽくなった

《認知症の対処療法》

認知症の約55%はアルツハイマ−型だ。早く見つければ薬で進行を1−2年遅くできる可能性がある。レビ−小体型認知症も薬がある。他の種類の認知症は薬がないが、現在、何種類もの薬の臨床試験が進んでいる。

《認知症の予防》

よく頭を使う人は認知症になりにくいと言われている。常に工夫する、前向きに生きる、好奇心を持つなど、いきいきと生きるといいだろう。

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