全国ボウリング公認競技場協議会
Japan
Association of Registered Bowling Alleys
普及活動のページ
レッツ・ゴー・ボウリング!
平成17(2005)年9月1日号
第2章
(1)人は、なぜスポーツをするのか
かれこれ35年もプロ・ボウラーをやっている、自分の話です。
ボウリング・スクールでは、一所懸命です。相手が一人だろうが
30人だろうが「みんな上手くしたい」と思っている自分があり、
「いけない、いけない」と思うことがよくあります。
5週間卒業の完全LTBスクールでは、3−4週目からリーグ参加
の動機付けには、ますます気合が入ります。4週目になると、早くも
リーグ申込みが多くなり、「あなた・・・、もう申し込んだ?」などと
言い合う人が目立ってきます。
観察していると、申し込まないか、躊躇している人がいます。
それとなく理由を聞きますと「先生・・・私はみんなより上達が
遅くて、リーグ(戦)などには、とてもおこがましくて・・・」と
か「みんなに、迷惑をかけるから・・・」と答える人があります。
ここでハンデイキャップ(戦)だからとか言うようでは、コーチ
失格です。だいたい・・・(戦)がいけませんね。入門リーグの目的
は、「ボウリングで親睦」とか「自分自身へのチャンレンジ」なの
ですから、他人のスコアと比較して順位をつけようとか*戦わせる
発想自体が、大きな間違いなのです。
*記録とか勝敗をもっとも大切にする考え方。勝利至上主義。
ある調査によると、スポーツ教室参加理由のベスト・スリーは、
健康のため(約7割)、ストレス解消(約6割)、仲間とのつきあい
(4割)です。驚くのは上達とか勝ちたいと答える人は、せいぜい
1−2割しかいないことです。
参加者の*多様な価値観やニーズに気づかないことがあるのは、
コーチの不勉強か『ひとり、よがり』なのですね。
*国際競技やプロ競技の報道メデイアが、「勝利至上主義」に凝り固まって
いる悪影響。だが、たとえ健康志向でも、いちど上達し始めると「リピート
回数」が増え、勝つことも目的となってくる。
(2)体育行政の事情とボウリングがすべきこと
図表1.をごらんください。
三世代が複数の種目を一緒に・・・が総合型の理念ですが、
ボウリング種目の特性を考えれば簡単に実現できることです。
また、図表では5歳から25歳までがとくに少なく、40歳代
までの参加人口の増加が問題になっています。
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| 図表1 総合型クラブ会員の世代分布 理想と現実 |
また、意外なことは業界の人々、とくにボウリング場社員が
、ボウリング種目の『スポーツ特性』や『技術特性』に関する
科学知識が非常に乏しいことです。
国策キャンペーンに参加する以上、このような科学的常識を
しっかりマスターすべきです。*年齢・目的別の評価や技術の
特徴などは、絶対に欠かせない項目です。図表2.はとくに
必須とされるものですが,いかがでしょうか?
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| 図表2 「健康ボウリング」のテータ集 |
次回 第3章予告
ボウリングのスポーツ特性:目的別・年齢別の評価
「ジャパン・カップ」に見られる世界一のスキルなど。