全国ボウリング公認競技場協議会
Japan
Association of Registered Bowling Alleys
普及活動のページ
レッツ・ゴー・ボウリング!
平成18(2006)年2月1日号
去る1月14日(土)東京の*日体協セミナーに出講
することができました。都道府県広域スポーツセンター
担当者(教育委員会職員)とクラブ育成アドバイザー
(体育協会)が100人以上出席、総合型構想と三世代
に適応する種目の選択、クラブ経営と会員増強戦略など
、ボウリング場経営の視点からお話しました。
*開催要項と詳細は、前号文末のトピックス!参照。
セミナーと今後について
夏季・冬季と計8日間のセミナー最終日、担当は何と
最終講・・・。私が業界のひとで、プロ・ライセンサー
だから、思い入ればかりの「専門ばか!」と見透かされ
ないように注意(笑い)しました。
もっとも時間をかけたのは、国策になぜボウリングが
欠かせないのか、クラブ経営と人々を吸引する魅力ある
マーケテイング戦略、人々が生涯健康で楽しくスポーツ
を続けるための動機づけ、種目の組合わせなどです。
専門ばかと言えば、1月号のボグ交差点(総合型所見)
でも指摘された、伝統的日本人のスポーツ観とボウリング
評価の乖離は、私がいつも気にしているところです。
特定種目の「独りよがりの感覚」が、理念を捻じ曲げる
(自分の専門種目に限りなく都合よく解釈してしまう)こと
は、関係者全員が自戒すべきことです。
また、商業スポーツ施設が最も苦心する増客、顧客の
メンテナンスなどについては、直後に高知県と島根県の
担当者から、今後のボウリング種目の導入計画について
問い合わせがありました。今後は、県単位のボウリング
種目を引き合いにしたクラブ・マネージャーや地域体育
指導者の研究会(事例は熊本県教委・体協の研究会)が
開催されるとおもいます。
いままで北九州市・福岡市・横浜市・倉敷市・高松市
宮崎市などで教育委員会・体育指導委員会が主催・後援
する[ボウリング研究会]を担当(12月号)しました
が、この動きは県単位から市町村に移行するでしょう。
こうなると業界全体の課題ですから、JARBA始め
指導者を擁する組織・ボウラー団体や地域ボウリング場
協会などの*個別のテーマとして対応すべきことです。
*地域によりボウリング場が単体で取り組むことも可能です
が、地域ボウリング場の共同体(倉敷市)でもできます。
2001年度から始まった総合型地域スポーツクラブ
計画は、ちょうど5年を経て、啓蒙期から活動期に入る
ところです。現在までは、ボウリングだけが協力パンフ
レットを作り、積極的な態度を表明している状況ですが
、今後は「様子見」していた他種目の団体が続々と手を
上げてくるでしょう。
大切なことは[謙虚に提案しつづけること]ですが、
いまは受け皿の整備を進めるときです。総合型計画は、
クラブ・ハウスの設置をすすめていますが、よく見ると
ボウリング場ほど機能的に優れたところはないのです。
革命的で大きな志の前には、ちっぽけな商業的な意図
は似合いません。しかし、少し想像して下さい・・・。
ボウリングを広く普及させたい、ついては典型的な商業
スポーツ施設のボウリング場が、「地域に存在すべき理由
や意義」をPRしたいなら、これほどのチャンスは二度
とはない、のではありませんか?
参加者のニーズに添ったプログラム
「ボグ交差点」には、実に有意義な提案や貴重なヒント
があります。とりわけ、金沢女子高等学校教諭として活躍
された横川 健先生の「ボウリング部活動が楽しみだった
女子生徒」には、強い感銘を受けました。
38年間、教師をやって初めてのことだったと述懐して
おられますが、私も「体育とスポーツの違い」がくっきり
と見えるような気がいたしました。実は、ボウリング種目
の特性からすれば、テキストやカリキュラム作成で大いに
考慮すべきところと確信しております。
考えて見ると、横川先生の考えと全く異なるベクトルの
スポーツ観が日本中にはびこっています。前述・日本人の
スポーツ観は、第一に弾む息と汗、次が非日常的な場所で
行う種目、そして世界的ルールと競技組織、勝敗などに
あるとされますが、プロ・スポーツ全盛の悪影響でしょう
か、「膨大な賞金」という価値観まであります。
また、第一の価値観は「大きな筋肉を使う」猛烈な筋力
や持久力を意味しますが、ナショナル・スポーツ・キャン
ペーンでは、あえて「まったく馴染まない考え方」と言う
しかありません。体協セミナーではここを強調しましたが
、人の成長と同じく、スポーツも始めは *遊びから入る
のが自然です。
*ボウリングは単にストレス解消・暇つぶしのようにして
楽しまれる性質(種目の特性)がありますが、実は遊びの
要素が非常に強いから、3千万人もの需要があるのです。
以上のようなわけで、総合型対応プログラム、すなわち
ボウリング・テキストは、10種類を準備してあります。
属性別(キッズ・ジュニア・シニアレデイス・ヤング)と
目的別(子ども会・PTA・町内会・職場運動会・老人会
など)があります。
プログラムの「一覧表」を添付しましょう。
総合型対応テキストの執筆は、属性別の個人的ニーズを
満たしながら、クラブ理念の実現を目指す内容を盛り込み
ました(詳しくは次号)。 See、You!!
宮田哲郎
| 文部科学省
総合型地域スポーツクラブ 対応ボウリング・テキスト 宮田哲郎著 |