全国ボウリング公認競技場協議会
Japan
Association of Registered Bowling Alleys
普及活動のページ
レッツ・ゴー・ボウリング!
宮田 哲郎
(社)日本プロボウリング協会
(社)日本体育学会・体育経営管理部
会 員
平成19(2007)年元旦
第18章
謹賀新年
いよいよ「人口減少時代」が始まりました。
2、010年までに若者需要に依存するあらゆる産業が縮小すると
言われますが、大量の団塊世代が定年を迎えて、更なる仕事の延長や
健康維持、生きがい探し、地域活動に話題が集中することでしょう。
しかし、[時代変化はチャンス]であります。
すでに始まっている事態に対処する業界全体の試みをはじめるとき
です。過去の成功体験にとらわれない根本的対策が求められますが、
昨年誕生した日本ボウリング評議会に大きな期待が集まっています。
すでに起きている、明らかな変化
昨年は、従来型営業を続けている、最も多いタイプのセンター群を
選び、近時12ヵ年の営業成績と年代別・性別の参加動向との関係を
精査しました。「料金政策の失敗」を犯した複数のセンターを除外する
と、10年前と比べて3−4割減が最も多く、専業の大型センターは
5―6割減でした。
逆に、ヤング世代の集客にレジャー・アイテムを100種集めた
複合レジャー・センターのボウリングは、ほぼ2倍でありました。
明らかに、単体では勝負しにくくなっているのです。
全国でもっとも多い30レーン前後の専業センターは、単純娯楽の
若者ニーズが生きているうちに、「更なる需要を求める」行動が必要
です。唯一の商品に付加価値を与え、差別化を図ることです。
ボウリング再生の目途は・・・
私見ですが、時代社会のニーズに応えながら、産業再生を図る
ポイントは*次の2点であります。少なくとも3ヵ年程度の目標
をたて、全社あげて努力すべきところです。
*焦点は、5−9歳のキッズ・573万人と10−14歳のジュニア
・593万人、激増中の60歳代シニア・964万人を動員する。
(人口は2,010年推定、人口問題研究所)
参加率は、10代が平均55%、20代50%、30代35%前後、
あとは「囲い込みとリピート率」の向上が勝負どころとなります。
(数値は、近時3ヵ年、男女別の平均参加率)
この2カ年間、私たち総合型クラブ・チームは更なる付加価値を
求めて、より深く、高い価値観を生む*5種のプログラムを営々と
テストしています。属性によって全く異なる内容で、子どもの場合
、ボウリングは団体行動のマナーやルールを体験する教育ツールで
あり、ストレスから開放され、スポーツ活動の入り口となります。
シニアには健康と同世代の仲間と出会い、楽しむ場となります。
*新LTB(レッツ・ゴー・ボウリング)・属性目的別カリキュラム。
「人集め」問題を解消
総合型に参画するまで、人集めにはひどく苦労しましたが、もう
大丈夫です。行政やクラブ関係者は、この種目は世代間の親しみを
増し、人々の絆を強めるので、人集めはやさしいと証言しています。
センターは社交場、指導者は「親しみやすい地域の顔」となるので、
こんごは種目とセンターの印象が劇的に改善されるでしょう。
ここ数ヵ年で、業界は急いでコンセプトを一新すべきです。
いまは若者たちにボウリングは依然として魅力があり、40
−50%もの参加率(支持率)がありが、実際はここ十数年間
、毎年 数パーセントづつ減り始めているのです。
現在の人気を支えている要素(年齢や性差に関わらず、みなが
楽しめて面白い、単純娯楽、万人向き、個人的、日常的なもの)
を、更にさらに工夫し大切にしながら、進めるのです。
ボウリング種目の特性を生かして、地域に貢献しましょう。
種目特性がもたらす[公的な需要]を楽しみに進めましょう。
けれども・・・
ボウリング場の仕事は、たしかに接客業です。
しかし、現在の社会的ニーズに対応するには、表面的対応や
基本だけではだめです。「広告宣伝が専門」と自称する人たちの
思いつきや重箱の隅を突くような考え、巧みな言い回し、歯が
浮くような*美しいプレゼンテーションは、反対に作用すると
断言します。
*往々にして、商業的な匂いがする・・・。
行政や地域社会が求めていることに貢献するのです。
もっと本質的に捉えて参画しましょう。単に商業的な動機で
参画するなら、止めるべきです。
しかし、実際は私のように*理屈をこねる必要はありません。
ボウリングは極めて魅力的な楽しみがあり、ボウリング場でも
ナショナル・キャンペーンに役立てることを、もっと「声高に」
叫ぶだけで十分なのですから・・・。
*全公協「応援しよう」パンフレットが役立ちますが、来場した
お客様にフロントで差上げるものではありません。本当は、体育
スポーツ所轄の役所、幼稚園・小中学校、スポーツ少年団、青少年
育成協議会、町内会など渉外活動の必需品なのです。
ことしが、更に「圭き年」でありますように!!
ことしも、どうか、よろしく!!