孤独なボウリング
孤独なボウリング表紙 柏書房 4月25日発行 定価 7,140円孤独なボウリング表紙 柏書房 4月25日発行 定価 7,140円
孤独なボウリング表紙 柏書房 4月25日発行 定価 7,140円

第 1回

孤独なボウリングは、最近、全国紙の書評欄で相次いで紹介された。

著者のロバ−ト・D・パットナムは、1941年米国ニュ−ヨ−ク州生まれで、現在ハ−バ−ド大学教授。

本書は、米国コミュニティの崩壊と再生を膨大な調査デ−タ−から研究立証した論文。

著者の最終的な目的は、21世紀において米国の市民参加と社会的つながりをいかにして取り戻すか、という全国的な議論と実験の時代を誘発する(そして望むらくはそれに貢献する)ことである、と記している。

また、孤独なボウリングという題名については、訳者は文中で次の様に記載している。

「アメリカの市民的つながり、社会関係資本が1970年代から低下し続けていること、それが教会や労働組合、PTA、各種友愛組織、さらにはリ−グボウリングの参加といった日常的なインフォ−マルな社交にまで至っていることを示し、その原因を含めてさまざまな論点を提示した。ここで、ボウリング人口は減少しているどころか、むしろ増加を示しているにもかかわらず、リ−グボウリングへの参加者が急減していることを基として、彼の説を有名にした“Bowling alone”という題名が生まれることとなったのである」 

本書は、ずっしりと重い(1Kg)、全689頁、日本語約ではあるが小文字がびつしり、読了には長時間を要する。

米国社会と比較して日本社会はどうなのか、我々のボウリング界はどう対応したらよいのか等々、大変参考になる書である。

ぜひ、ご購読される様お薦めします。

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