孤独なボウリング-4
孤独なボウリング表紙 柏書房 4月25日発行 定価 7,140円 米国コミュニティの崩壊と再生を膨大な調査デ−タ−から研究立証した論文集孤独なボウリング表紙 柏書房 4月25日発行 定価 7,140円 米国コミュニティの崩壊と再生を膨大な調査デ−タ−から研究立証した論文集
孤独なボウリング表紙 柏書房 4月25日発行 定価 7,140円
米国コミュニティの崩壊と再生を膨大な調査デ−タ−から研究立証した論文集


第 4回
第 3回
第 2回
第 1回

著者はロバ−ト・D・パットナム(ハ−バ−ド大学教授)

ボウリングについての前号からの続きと、スポ−ツ観戦の成長について。

ボウリングが、全く取るに足らないような例であると考えられないためにここで記しておくと、全米ボウリング協議会によれば米国人の9100万人が1996年中のどこかの時点でボウリングをしていたが、これは1998年の連邦議会選挙の投票者より25%以上も多かった。

1980年代のリ−グボウリング凋落の後ですら、すでに見たようにその数字は急落したとはいえ、米国成人の2〜3%は定期的にリ−グでボウリングをしていた。

リ−グボウリングの衰退はレ−ン経営者の生活を脅かしているが、全米最大のボウリングチェ−ンのオ−ナ−によれば、リ−グボウラ−はソロのボウラ−と比べて3倍のビ−ルとピザを消費しており、そしてボウリングから得る金はビ−ルとピザの中にこそあり、ボ−ルやシュ−ズの中にはないからというのがその理由である。

しかしより広い社会的重要性は、ソロボウラ−が見失った、ビ−ルとピザ越しの社会的相互作用と、時折の市民的会話の内にこそ存在する。

ほとんどの米国人の目にとって、ボウリングが投票を打ち負かしていようとそうでなかろうと、消滅しつつある社会関係資本のもう一つの形をボウリングチ−ムは現している。

観戦スポ−ツの成長、1960−1997
観戦スポ−ツの成長、1960−1997

人々がスポ−ツをするのに時間を使わなくなっている一方で、スポ−ツを見るのには、ほんの数十年前よりもずっと多くの時間と金が使われている。

スポ−ツ観戦は急速な伸びを示しており、そのことによってプロ選手の年俸の急速な上昇も説明できる。

観戦の成長は、一部にはテレビ視聴習慣の反映であるが、実際の観客数も反映している。

人口成長を調整すると、メジャ−なスポ−ツイベントの観客は1960年代以降倍増した。

それぞれのスポ−ツの年ごとの盛衰は、そのシ−ズンの盛り上がりや労使関係の浮沈でさまざまだが、過去40年を通じ、ほぼ全てのメジャ−スポ−ツ…プロ野球、バスケットボ−ル、フットボ−ル、ホッケ−、ストックカ−レ−ス、そして大学フットボ−ル・バスケットボ−ル…の人口当たり観客動員数は伸びを示してきた。

上図にこの傾向がまとめられている…受け身の観客に限られているとはいえ、最終的に傾向線は上昇している。

前の「記事」へ戻る 「全公協たより17」へ戻る 次の「記事」へ進む

 全国ボウリング公認競技場協議会「トップページ」へ 「全公協たより・目次」へ