◆レジャ−白書2006−7◆

アルゼンチン・ブエノスアイレス
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レジャ−白書2006は全国の書店で発売中、ぜひ、ご購読される様おすすめします。

発行(財)社会経済生産性本部、A4判154頁。

《人口減少・少子高齢化と供給サイドの対応の方向性》

戦後の人口増加とともに参加人口を拡大してきた余暇産業だが、今後の長期的な人口減少の傾向下でシニア化が進展する中、本格的な方向転換を求められている。

例えば、「量から質への転換」「種目・産業の枠組みの再構築」「新しい余暇活動・余暇市場の創造」など。

●「量」から「質」への転換

参加人口のパイが縮小し、参加者のシニア化が進む中で、「量から質へ」という戦略シフトは余暇産業全体に共通する本質的な変化となることは間違いないだろう。

@「付帯サ−ビス」の高付加価値化〈付加価値面〉

ゴルフ練習場やボウリング場に代表される「装置系」のスポ−ツ・レジャ−業界では、競技回数を増やしたり、競技性を高める方向を追求することは困難になる。

例えばゴルフでは18ホ−ルを基本とする楽しみ方は厳しくなるし、ゴルフ練習場では「一人当りの打席回数を増やす」ような戦略は難しくなるだろう。

装置系のレジャ−産業で「シニア化」の流れに対応して売上げの維持・向上を図るのであれば、本体サ−ビスそのものではなく、付帯的サ−ビスの充実を図ることにより、滞在性や顧客単価を高めていく戦略も必要になる。

事例=フィットネスクラブでは、マッサ−ジ、エステ、カルチャ−、旅行などの付帯サ−ビスアイテムを拡充するクラブが増えている。

Aサ−ビス人材開発・能力向上〈人材面〉

スポ−ツインストラクタ−も、これまでのような「競技力を高める」ような教え方ではなく、健康面への配慮や、持続的な参加のフォロ−、高齢になってから始める人の誘い込み方などの能力が求められることになる。

事例=テニス業界では、「テニスプロデュ−サ−制度」が発足。本格的なスタッフ・インストラクタ−育成プログラムに乗り出した。

B余暇情報面での団塊世代・シニア対応〈人材面〉

「量から質へ」の潮流の中で、サ−ビス内容やサ−ビスの「質」にかかわるきめ細かな情報を、タ−ゲットに向けていかに効果的に発信していくかという「情報提供」が、重要なポイントとなってくる。

ネットを効果的に活用し、余暇や旅行の楽しみ方やサ−ビスに関する情報提供やニ−ズの把握を進めて行くことも重要である。

事例=団塊世代向けのインタ−ネット上での情報提供サイトの開設が増えている。

「種目・産業の枠組みの再構築」「新しい余暇活動・余暇市場の創造」は次号で。

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