◆もう一度ボウリングを◆
●(社)日本プロボウリング協会会長 中山 律子(なかやま りつこ) かって、ボウリングを熱心に支えてくださったのが団塊の世代の方々です。 本当にお礼を言わなければいけないと思います。 当時、ボウリング場に殺到したように、団塊の世代はすごいエネルギ−で、日本を作ってきた世代です。 でもこれからは「一旗揚げよう」と、がむしゃらになるのではなく、無理をしないことが大切です。 もう60歳なのですから、健康にも気を使ってください。 私も現役を退いた後、50歳をすぎたころでしょうか、「カンバックしようかな」と考えたことがありました。 実はそのとき主人に「そんなに頑張らなくていいんじゃないの。楽しめば」と言われて、すっと楽になったんです。 それまでは「どうしても(スコアが)200いかなきゃ」などと気負いがちでしたが、その言葉以来、考え方が変わりました。 ストライクを狙い続ける人生ではなく、「ガタ−でもいい」ぐらいの気楽さでいいじゃないですか。 定年を迎え、過去を振り返る際、もう一度ボウリングを思いだしていただけるとうれしいです。 仲間で楽しめば、コミュニケ−ションの道具にもなります。 ストライクを狙う必要はありません。 マイボ−ルを手に熱狂したあのころのようにレ−ンに来ていただけたら、うれしいですね。 (産経新聞より掲載) |