◆五十路の輝き◆
●歌手 竹内 まりや(55年生) 〈気がつけば五十路を越えた私がいる 信じられない速さで時は過ぎると知ってしまったら どんな小さなことも覚えていたいと心が言ったよ〉6年ぶりにオリジナルアルバム「デニム」を発表した。 老いるのが嫌だな、と思ったのは49歳の時。50代になることが重かった。でも実際なってみると、経験を積んで、絶対に40代よりも心は豊かになっている自信がある。これだけ50代が可能性を秘めていると実感したら、すてき、と思った。 家庭を優先する。朝、郵便局で振り込みをしてから、こまごま用事を片づけていると、すぐに夕方になって、ス−パ−に行って献立を思案する。音楽業界にどっぷりとはまっていたら、きっと音楽から逃げてしまう。普通に社会の一員でないと、ダメなんです。 デニムには、色あせる良さがある。人生と同じ。年齢が増すほど、歌える世界は増える。いまは52歳の心境も、20代のトキメキも歌えるんだから。70代になったらもっと広がっているよね。 |