◆監督の仕事-2◆
●元サッカ−日本代表監督 岡田 武史(おかだ たけし)氏 チ−ムづくりの要諦(ようてい)はまずプロ意識の徹底。ル−ルでは縛らない。合宿でも門限はつくらない。禁酒も禁煙もしない。選手に自発的に気付かせることが重要だ。世界のトップを目指す志で集団が一つになる。そういうチ−ムをつくれば強い。損か得かなどでなく志で行動する。こういった日本人の美意識ともいえる価値観を子どもにインプットする役割はやはり父親のものだろう。 それからチ−ムモラル。練習でも手抜きは一切しない。マナ−と基礎基本の厳守は絶対で、勝負の神様は細部に宿ると言っている。モラルができれば選手は自然に育つ。子どもの教育も同じで人間の価値観、モラルづくりは父親が引受けなければならない。 僕は監督の私情を入れないため選手と酒を飲んだり結婚式にも出たりしない。監督と選手ほど厳しい関係でなくても、父親は母親と違い子どもには煙たい損な役回りになる。日ごろほめられない存在それが父親の存在、権威かなと。 |