●米国ボウリング事情-3●

東京・芝浦アイランド
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第3回
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ハンセン&アソシエイツ サンディ・ハンセル 氏

●業界の人口動態

最近のある全国調査によると、ボウリングは現在アメリカでは5000万人以上の参加者をもつ、全スポ−ツ中最大の参加型スポ−ツであり、最大の屋内参加型スポ−ツでもある。明らかに人気が高まりつつある。

アメリカンスポ−ツデ−タ(株)が行なった、最も包括的な調査である「スポ−ツ参加者のス−パ−調査」は2000年12月までの12ヶ月間の103のスポ−ツと活動の中にいくつかのパタ−ンを読み取った。スポ−ツ用品メ−カ−連合をスポンサ−に行われたこのス−パ−調査によると、6歳以上の5380万人(合衆国の人口の約20%)がその年少なくとも1回はボウリングをしたことになり、これはボウリングが我が国でダントツの1番人気である参加型スポ−ツであるということである。

この調査で1998年から2000年までに国中のボウラ−人口は6%増加したことが分かった。2000年中、ボウラ−は年間平均して15回参加し、これは延べ8億700万日の「参加日数」になり、1997年から17%の増加になる。

このス−パ−調査では880万人がその年に少なくとも25回ボウリングをしたことになるが、これは注目すべき忠実な顧客集団である。女性のボウリングへの参加は近年非常に増えており、現在では業界の顧客母集団の50%を女性が占めている。6歳から17歳のユ−スは市場では最速で増加している階層であり現在このグル−プの36.8%がボウリングをする。

ブル−カラ−層や中下層階級にアピ−ルするというボウリングの従来のイメ−シはもはや正しくない。実際、ボウリングは高所得者向け産業へとシフトしてきている。ス−パ−調査はボウリング世帯の平均年収を60,300ドルとはじき出した。一方、国勢調査庁の推計では全アメリカ世帯で48,700ドルであり、これと比べると中間値は51,800ドルとなる。ボウラ−の52%以上が年に50,000ドルを超える収入の世帯を持ち、28%が年に75,000ドル超える世帯をもつ。ボウラ−の3分の1以上が大卒である。

同様に、シカゴに本拠をもつ市場調査会社、マ−ケットファクツ社の最近の調査では次ぎのとおりである。
● ボウラ−の70%以上がホワイトカラ−の職業をもつ
● およそ60%が35,000ドル以上の年収の所帯をもつ
● 60%が大学に在籍するか卒業している(合衆国人口全体では43.5%)
● 95%が高校を卒業している(合衆国人口全体では79.4%)
● 全ボウラ−の75%が結婚しており、家庭をもっている

事実、最近の別の調査によれば、ボウリング産業は重大な成長の時期を迎えている。こちらはロ−パ−・スタ−チ・ワ−ルドワイド社が行なったもの。「ボウリング標準価格戦略調査」として知られるこの調査によれば家族や友達などあらゆる年齢層のグル−プでいっしょに楽しむ「娯楽活動」としてのボウリングのアピ−ル度は依然強力である。この調査はまた、業界がボウラ−を呼び戻したり現在ボウリングセンタ−にきているボウラ−の回数を増やしたりする機会はいくらでもあると認めている。

商業レクレ−ションの最も成功した例として位置づけられるボウリングは、かっては繁栄してきた。比較の仕方によっては、ボウリングはゴルフの積極的参加者のほぼ2倍の参加者をもち(数字としては減ってきている)、テニスやスキ−の3倍以上の参加者をもつ。(つづく)

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