●米国ボウリング事情-4●

女子世界選手権会場(メキシコ・モンテレイ 提供JBC)
女子世界選手権会場(メキシコ・モンテレイ 提供JBC)


第4回
第3回
第2回
第1回

ハンセン&アソシエイツ サンディ・ハンセル 氏

●ボウラ−のタイプ

ボウリングセンタ−の顧客は一般に3つの分類のいずれかに属する:リ−グボウラ−、オ−プンボウラ−、特別大会ボウラ−である。

● リ−グボウラ− ボウリングリ−グは公式に組織されたグル−プで、多くの場合会社、協会、その他の団体と関係をもち、スケジュ−ルに従って定期的に、通常は毎週同じ曜日の同じ時間にボウリングをする契約をボウリングセンタ−と交わしている。参加者はチ−ムに分かれて、賞金をかけてお互いに競技する。従来、1リ−グでは30〜36週投げるのだが、現在では多くのリ−グがもっとずっと短いスケジュ−ルで行なっている。

いくつかのボウリングの競技者団体による統計を見ると、過去5年間、公認リ−グのボウラ−数(男子、女子、ユ−ス)は1996年の4,662,605人から2001年の3,553,409人へと24%減少している。

実際、過去10年間、公認リ−グの会員数は年間4%平均で減少している。しかし、これらの数字が全体として正確な数字を表しているかというとそうではない。というのが定期的には投げるが団体に登録しないリ−グの数が増えてきているからである。業界筋によると現在リ−グ全体の75%くらいしか登録されていないという。従って、現在定期的にリ−グに参加して投げている人の数はおそらく500万人くらいであろう。

いくつかの要素が従来型のリ−グボウリング減少の原因となった:以前は昼間のリ−グで投げていた女性の労働力としての復帰、片親世帯の増加、顧客の余暇と娯楽費を狙っての競争の拡大、国中の合法的賭博活動の増加、高まる健康及びフィットネス志向(ボウリングは有効と思われていない)、35週連続で参加しなければならないスケジュ−ルに縛られたくないという意識の高まり。

● オ−プンボウラ− オ−プンボウラ−はスケジュ−ルどおりのリ−グに入りたがらず、投げたいときに投げる。オ−プンボウラ−は現在2番目に大きな顧客グル−プを形成する。そしてこのより利益率の高い商売がリ−グボウリングの減少をおおいにカバ−したのである。

● 特別大会ボウラ− 多くのボウリング場経営者たちはまた自分のセンタ−に新規の顧客を誘導でき、しかもかなりの収入を生み出す1回かぎりの「特別大会」に目を向けた。1つにはそれらが最高の収益を約束する最上級の“賞品”だからだ。会社のパ−ティ−、ユ−スの(そして成人でも)誕生パ−ティ−、地域やチャリティ−の大会などの人気が急上昇しており、ほとんどのセンタ−の業務日誌で主な項目になってきている。

ボウリング市場で成長株のグル−プはシニアとユ−スである。シニアプログラムは社交的でグル−プ単位の参加が基本であるが、ユ−スの方はバ−スデ−パ−ティ−や“バンパ−ボウリング”(羽根板のクッションがガタ−を覆っていてどのボ−ルも何本かのピンは倒すようになっている)、小学校や中高校の体育の授業にボウリングを取り入れてもらうなどの積極的な宣伝活動により多くの参加を生み出した。

おそらく、皆が小躍りして喜んだ最近の発展分野は、応援団、チアリ−ダ−、州決勝大会、親の応援と全部揃った高校代表クラブチ−ム大会の急速な発展であろう。多くの州が現在ボウリングを学校対抗体育競技として公認している。(つづく)

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