●ボウリングの歴史●
●1455年の最初の屋内レ−ン ついに人々はレ−ン全体を包みこんでしまうことにした。ここに屋内レ−ンのはじまりがあるわけだが、その中で最も早いものは1455年にロンドンに開かれたということになっている。 レ−ンには2つの種類があった。1つは狭いけれども十分の長さを持つ実際のボウリンググリ−ンで、普通は貴族や大地主の大邸宅の中に建てられ、櫟(いちい)とか、その他適当な木の生垣の間にしつらえたものである。もう1つの方は、屋根の下に作られ、競技は木、ないしは他の材料で作られた人工的な床の上で行われた。要するに現在スキットルス(*)ゲ−ムのレ−ンの形式となっているものである。 ボウルズゲ−ムは夏のレクリエ−ションであり、このゲ−ムの愛好家は、冬の余暇のためにも同じように面白い娯楽を望んだのである。やがてスキットルスゲ−ムとか、その他屋内でできる類似のゲ−ムが考え出された。 スキットルスゲ−ムは多くのヨ−ロッパ人達の間で人気があった。スキットルスゲ−ムは、やはり9本のピンを必要とするものの、現在(1801)行われているものは、9柱戯とは実質的に異なっている。9柱戯を行なうには、あらかじめ競技者相互の同意によって決められた距離に立ち、ボウルをピンに向かって投げる。そして、いかに少ない投球でで全てのピンを倒すかを競うのである。 スキットルスゲ−ムでは2重の努力がいる。すなわち、1つは転がすことによってであり、もう1つは軽く投げることによってである。前者はピンから21フィ−ト離れた所から行われ、後者はピンが置かれた枠(フレ−ム)の上に立ち、並んだピンの真中にボ−ルを投げることによってなされる。両方の場合とも、ボ−ルがもどってくる以前に倒されたピンの数が、フェア−と呼ばれ、そのプレィヤ−の得点として勘定される。というのは、普通ボ−ルはフレ−ムの向う側まで転がり、それから戻ってくるからで、戻ってきたボ−ルによって倒れたピンはファウルと呼ばれ、もちろん得点とはならない。(つづく) (ABC“ボウリング”の歴史より掲載) *スキットルス(skittles 9柱戯) |