●米国ボウリング事情-5●
ハンセン&アソシエイツ サンディ・ハンセル 氏 ●ボウリング産業の現在の発展 地域に落ちる遊興費目当ての商売敵と張り合うために、ボウリング産業は一連の新戦略を実行したが、中でも次の分野に力を入れた。 ●新規の顧客を呼び寄せるために最新技術を取り入れること オ−プンボウラ−や特別大会の近年の急成長はオ−トスコアラ−のようなものに刺激を受けた面が多い。これは派手な画像を映し出し、内容を絶えず更新してボウリングをより親しみやすくしている。さらに、800万か1000万の子供たちが、昔だったらボウリングをするには早すぎたのが、現在ではバンパ−ボウリングが「補助輪」の役目をして参加できるようになった。 最近の流行は、「コスミック」やら「エクストリ−ム」ボウリングやらとして市場に供給される「暗闇で光る」ボウリングである。ボウリングセンタ−が大音声の音楽とコンピュ−タ−で制御された照明効果、煙霧機、レ−ザ−、ミラ−ボ−ル、そして文字通り紫外線で光るピンとレ−ンをすべて備えた実質上のディスコなのである。このプログラムが国中で、通常の営業時間外や夜の時間帯までセンタ−を満杯にしたのである。 業界に利益をもたらした他の新製品にはロゴや漫画のキャラクタ−の彫りこまれたたくさんのボ−ルの新製品、今ではよく新しいスポ−ツソックスと組み合わせになっているレンタルシュ−ズの改良版、センタ−の顧客をたどり追跡営業をかけるためにプログラムされた社内デ−タベ−スなどがある。多くのセンタ−が自社のウェブサイトを立ち上げ、より広い顧客開拓の一環としている。 ●エンタ−テイメントの選択肢を広げること アップグレ−ドしたテレビゲ−ムコ−ナ−、スポ−ツバ−かカラオケを備えた現代的なラウンジ、エレクトロニクス・ダ−ツ、古典的なビリヤ−ドコ−ナ−、商品スタンプ引換所、様々なフ−ドサ−ビス、託児所、エレクトリックダ−ツや普通のダ−ツ、パ−ティ−ル−ムやバンケットル−ム、ビデオレンタルや屋外バレ−コ−トなど。 小規模ながらも益々増えていく施設は歴とした「家族向け娯楽施設」である。そこではボウリングのほかに、バ−チャルリアリティ−、レ−ザ−鬼ごっこ、有名フ−ドの直営店、子供向け遊具、シミュレ−ションゴルフ、遊園地式乗りものなどを提供している。こういった動きが顧客の来場機会を増やし、顧客生産性を高めているのである。 ●新規施設の建設 最近国中に建設された、あるいは建設中の多目的複合施設の数が、ボウリングへの注目と、関心をかきたてている。典型的なプロジェクトはブランズウィックが建設し経営しているいくつかの新設の施設である。そこではボウリングをビアパブ/レストランや高級ビリヤ−ドパ−ラ−、サッカ−やインラインスケ−トもできる多目的屋内競技場と融合している。あるいは「AMFファン・フェスト」や「メイン・イベント」シリ−ズの施設はすべてダラス郊外に位置し、各施設ともボウリングを有名フ−ドショップの直営店と様々なハイテク電子ゲ−ム、バ−チャルリアリティ−、レザ−鬼ごっこ、高級ビリヤ−ド、ダ−ツなどのアメニティ−とパッケ−ジにして展開する。またロングアイランドのだだっ広い「スポ−ツプラス」はボウリング、NHL規模のアイスリンク、会議センタ−、ゴルフコ−ス、IWERKSシアタ−(3Dなどを備えた巨大映画館)、ハイテク電子ゲ−ムコ−ナ−を備えている。さらに、マンハッタンのチェルシ−埠頭にはAMFボウリングセンタ−樺シ営の超現代的なボウリングセンタ−がある。(つづく) |