●米国ボウリング事情-8●
ハンセン&アソシエイツ サンディ・ハンセル 氏 ●ボウリングセンタ−のビジネス規模 ボウリングのユニ−クなリ−グの組織は業界のビジネスとしての魅力を増大させる。ほとんどの場合、ボウリングセンタ−の収入の40%から50%がリ−グの契約によって保証される。8から9ヶ月のシ−ズンをとおして各週特定の時間帯でレ−ンの予約が入るからである。 ボウリングセンタ−はアルコ−ル飲料、ボウリングシュ−ズレンタル、飲食施設、プロショップ、ビリヤ−ド、自動販売機、テレビゲ−ム、そして近年重要度を増している多岐にわたるその他の娯楽活動のようなものから別途収入を生み出している。 ビジネス及び投資先として、ボウリングセンタ−にはいくつかの利点がある: ●過去30年間にわたって業界は利益を生んでおり、投機でも金利でも平均以上の利益を定期的に生んできた。その間、ボウリングセンタ−の負債倒産と滞納の率は最小であった。 ●リ−グの組織は非常に安定した、予測のつくレベルの収入とキャッシュフロ−を生み出す。 ●ボウリングは「循環収入」を享受できる数少ない産業のひとつである。多くの経済専門家が、ある顧客に一度売るだけでその顧客に継続的にサ−ビスを提供することになり、それが自動的かつ継続的な収入の流れを生みだすビジネスであると保証している。ボウリングでは、いったんリ−グがセンタ−と契約してくれれば、センタ−が適切なサ−ビスをする限り、もう一度それを「売ら」なくてもそのリ−グは無期限にそのセンタ−をひいきにしてくれるのである。 ●ボウリングはツケ売りなしの現金商売である。この強いキャッシュフロ−のおかげでボウリングビジネスはほとんど運転資金が必要なく、財産資産目録に関連した資金は最小で済む。 ●ボウリングセンタ−は優れた運営レベレッジをもっている:いったん初期投資が穴埋めされれば、通常は高い比率の上乗せ収益が最終損益に流れ込む。 ●業界は経済状勢が困難な時期でも非常に安定していることを証明してきた。これには顧客の1回ごとの出費が少ないことと、参加に必要な用具代が少なくて済むことが理由の一部として挙げられる。 ●ボウリングセンタ−は設備の旧式化に伴うリスクをほとんど背負わない:センタ−の主要な設備やデザインや機能はめったんに変わらない。調度品や外観に継続的な支出をあまりかけなくても何年もの間設備をきれいに古臭くないように保つことができる。メンテナンスを適切に行なえば、基本的な設備は優に20年は効率よく動く。 ●ボウリングセンタ−は一般に、設備や特に建物に追加的な投資を行なうことによってかなり大きな税金対策を講じることができる。 ●ボウリングは人口統計学の母集団中のほとんどすべてのグル−プを引き付け得る魅力を秘めている。社交性の高い活動として、すべての年齢層、体力レベル、技能レベルの人が楽しむことができる。家族でも、職場仲間でも、その他どんなグル−プでも、レジャ−として、フィットネスとして、仲間うちのコンペとしてしょっちゅうボウリングを楽しんでいる。 ●業界は我が国の健全なレクレ−ション志向の拡大傾向に乗って利益を上げており、また特に家族参加型娯楽活動に様々な補助的な活動を加えるボウリングセンタ−が増えていることもその理由となっている。(おわり) |