●すべての仕事に「締切日」を入れよ●
●デッドライン仕事術 吉越 浩一郎 氏 1947年生 「デッドライン仕事術……すべての仕事に「締切日」を入れよ」(祥伝社新書)を執筆しました。 この本のポイントは、二点あります。まず、就業時間や仕事にすべて、「締切=デッドライン」を設定すれば、仕事効率を飛躍的に高められるということ。「今日は夜6時までに帰る」「明日の朝10時までにこの仕事を終える」と、常に明確化していく。すると「今やるべきこと」に集中するために即断即決で動けるようになり、多くの無駄な時間を削ることができます。 もう一つは、会議を有効活用して「デッドラインの管理」と「情報の共有化」を日々行なうということ。この場合、上の立場の人間が現場に近い立場にいればいるほど、組織全体の決断力が高まり、より業務の効率化を図れます。 いずれもトリンプの社長時代に自ら実践したことです。会議は無駄な「話し合いの場」ではなく「物事を決める場」ととらえ、各現場の担当者に解決策を作成して持ってこさせました。そして、その場で速やかに結論を出してデッドラインを決め、即実行させる。社員は次第に、どんなハ−ドな仕事でも確実に終わらせるようになりました。これらの取り組みがトリンプにおける残業の完全撤廃の実現、および19年連続の増収・増益達成につながったと自負しています。 ワ−クライフバランスの「ライフ」は本来「私生活」という意味ですが、それすら存在せずひたすら仕事に追われる毎日を送る人が非常に多い。それでは会社を辞めた時点で人生が終わってしまいます。今以上に効率よく仕事をこなせて、さらに私生活も充実させられる方法がある……そんな思いを込めて本書を執筆しました。仕事に対する意識や考え方、そして方法論を変えることで、人生の充実度も劇的に変わります。 仕事の効率化を進めるための実践本として、また働き過ぎの人が正しいワ−クライフバランスを取り戻す一助としても、ぜひ読んでほしいと思います。 |