美しい自然を残そう

初秋の棚田 奈良県明日香村
初秋の棚田 奈良県明日香村

●美しい自然を残そう ア−ティスト ヒロ ヤマガタ 氏 (60)

6月、パラオに初めて行ったんです。太平洋の。1カ月半前、パラオ政府とつながりのある在留日本人がサンタモニカに来られて「開発のアイデアをください」と。見ないとわからないですから、行ってみたら空気おいしい、水きれい、鳥鳴いている。もう、パラダイスですよ、自分の育った環境に戻ったみたい。カリブ海とかモルディブとか、南北回帰線の間はほとんど行った。こういうところがまだあるんだという感じですよね。

前大統領、現大統領とか政府の中枢の人たちに会いました。一番の提案は子どもの教育です。自分たちがどれだけすばらしいところにいるかを教えてあげて、と。サンゴの世界的研究の核となる本格的な大学もつくる。

年間の受け入れ観光客数を制限してホテルを建てる場所も限る。デラックスなホテルなんか要らない。これから1カ月かけて規制の条件をつくります。よほどしっかりした理念を掲げない限り、カリブ海諸島みたいになる。カリブ海は美しい自然を壊してホテルをがんがん造って人が来たんですね。でも飽きられた。

日本は30年間、統治したんです。スペイン、ドイツ、アメリカも統治したけど「日本人が一番よかった」って言うですよ。おばあさんが美空ひばりの歌を歌ったりね。日本語がいっぱい出てくる。日本軍は南京で虐殺したけど、パラオでは住民と深い絆があった。そういうのを本にしたい。お年寄りにインタビュ−してね、アメリカで出そうと思ってるんです。

前の「記事」へ戻る 「全公協たより41」へ戻る 次の「記事」へ進む

 全国ボウリング公認競技場協議会「トップページ」へ 「全公協たより・目次」へ